初夏はいつからいつまで!夏との違いは他の言い方は?

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陰暦の初夏は季節の区分で春と夏の間の期間を指します。

具体的には、夏の初めである4月を「初夏」夏の半ばの5月を「仲夏」夏の終わりの6月を「晩夏」というように三つに区分けします。

初夏の他の言い方は「夏初月」(なつはづき)「新夏」(しんか)「早夏」(そうか)「首夏」(しゅか)も4月の異称です。

草や木が新緑に覆われ、爽やかな風(薫風)が吹く頃を「初夏」と感じます。

しかし、明確に「初夏」を尋ねられて普段漠然としていて、具体的に答えられる人は少ないでしょう。

一般的には5月5日頃から梅雨前までを初夏と呼びます。

昔は人工衛星がなくて、天候や季節を知るために季節の節目を知るために重視されていました。

「初夏」とは夏の初めを初夏と呼びますが、この初夏は旧暦の区分が関わっています。

旧暦では節分から3ヶ月ごとに季節の呼び方をかえていました。

初夏とは4月のことです。これには旧暦の呼び方で新暦では現在の5月ごろを初夏と呼びます。

旧暦の呼び方で初夏は4月!新暦では5月が初夏です!

旧暦(昔の暦)では、1月から3月を春、4月から6月を夏、7月から9月を秋、10月から12月を冬と考えられていました。

旧暦で考えると4月は初夏になります。

一般的には、新暦で「初夏の候」「初夏の陽気」という言葉は5月上旬から6月上旬を初夏といいます。

初夏と立夏の違い24節気の関係は?

旧暦では3ヶ月毎に分けられて4回を1年と考えられていました。

もっと細かく分けると1年を12ヶ月ひと月を2つに分けて24節気の季節に分けられていました。

春夏秋冬をさらに細かく分けるとひと夏を6等分にして夏だけでも24節気にわけると6通りになります。

立夏 りっか
小満 しょうまん
芒種 ぼうしゅ
夏至 げし
小暑 しょうしょ
大暑 たいしょ

初夏は立夏から小満、芒種の前日までを言います。

早夏はいつの時期?

早夏(さなつ)は夏の始まりを意味する24節気を意味する立夏。一年の中で一番昼の時間が長い夏至間に位置しています。

特に注目される節気ではないため聞いたことが無い方も多いと思います。

立春、立夏、立秋、立冬の4つを4立(4りゅう)といいます。

24節気は古代中国で作られた暦で平安時代から日本で使われています。

春分、夏至、秋分、冬至の4っから構成されていて4立と2至2分を合わせて「8節」といいます。

24節気はその日の1日だけを意味する事と次の節気までの期間を意味することがあります。

24節気は宇宙のリズム、太陽の動きを基準に決められるので、毎年日付がかわります。

4立の季節は、それぞれの季節の始まりをいみしていますが、現実の季節とは少し違和感を感じるのが事実ですよね。

24節気が作られたのは紀元前の中国黄河流域で、現在の日本の気候風土とは違って、中国には日本みたいに梅雨がないため、暑さのピークが日本より2ヶ月くらい早い。

そのために日本の気候風土とはずれがでてきてしまいます。日本での5月上旬はようやく暖かくなりだしたと感じる季節で、中国では5月上旬が夏の始まりです。

旧暦と新暦ではひと月ほどのズレがあります。

新暦の6月になると日本各地で田植えの神事や豊作を願うお祭りが催されます。

日本の行事で有名な行事は大阪の住吉大社の「御田植神事」で、お祓いを受けた女性や子供が田植えをしたり踊りや舞を奉納して豊作祈願します。

現在は機械化が進んで田植えはトラクターで短時間で終わりますが、昔は家族総出で早苗を植えていました。

そのために日本の各地域で神事が行われています。

初夏に食べる食べ物は?

立夏には特別に決まった料理を食べる習慣はありませんが、この時期ならではの食材もあります。

慌ただしい時間の中でも、皮が薄くみずみずしい新じゃがいもを茹でたてを、バターやマヨネーズで食べるだけで初夏を実感できます。

縄文時代からの海の幸ワカメ、ミネラル成分が豊富、味噌汁や酢の物、様々な料理の食材に。

タケノコはお吸い物やたけのこご飯に、初夏ならではのほかの食材、さやえんどう、アスパラガス、あさり、など初夏を満喫して下さい。

初夏が時期の花は?

あじさい、クチナシ、姫シャラ、ヤマボウシ、おおでまり、あやめ、杜若(かきつばた)、百合(ゆり)、ラベンダー、カラー。

初夏の季語は?

立夏、夏浅し、夏めく、麦の秋、小満。

「薫風」は、夏の初め頃に吹く、若葉や花の香りを含んだ穏やかな香りを含んだ風の言葉で、「かぜかおる」とも表現されます。

「夏めく」は、春から徐々に夏らしくなる様子夏の季語として多くの歌人や俳人にも使われています。

「青梅雨」梅雨時期に降る雨のことで木々の葉をより一層青々と濃くさせる雨のこと。

「小暑」は、24節気の一つで夏至から半月ほど経過した7月7日の七夕の頃。

「短夜」は、日が一番長い夏至の頃を表します。

「三伏」は、夏の一番暑い時期「初伏」「中伏」「末伏」盛夏のことです。夏真っ盛りのことです。

まとめ

旧暦の呼び方で初夏は4月!新暦では5月が初夏です!

立春、立夏、立秋、立冬の4つを4立(4りゅう)といいます。

旧暦と新暦ではひと月ほどのズレがあります。

新暦の6月になると日本各地で田植えの神事や豊作を願うお祭りが催されます。

24節気が作られたのは紀元前の中国黄河流域で、現在の日本の気候風土と違って中国には日本の梅雨がないため、暑さのピークが日本より2ヶ月くらい早い、そのために季節感にズレを感じてしまうのですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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