新茶の入れ方は 温度によっておいしさが決まる! お茶の正しい入れ方

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「夏も近づく八十八夜」・・・童謡で有名なん八十八夜は、今年の立春は(2月4日)、立春から数えて八十八日目が八十八夜で、お茶摘みの季節です。

自宅で過ごす時間が増えてお茶を飲むようになった、というかたも多いのでは。

今が正に新茶の旬でしょう。

冬の寒い時期に栄養を蓄えた新茶は二番茶、三番茶に比べて爽やかな香りとスッキリとしたすがすがしさでお茶の色もきれいな黄緑色です。

新茶は(テアニン)甘み、旨味成分が2番茶、3番茶に比べて豊富です。渋み成分(カテキン)や苦味成分(カフェイン)が少なく80℃のお湯で淹れるのが一番美味しいです。

新茶ならではの爽やかな香りと、あざやかな黄緑色を楽しみましょう。

急須は棚の奥と言う貴方も、今年は美味しい新茶を味わって見ませんか?

 

 

新茶のいれ方 新茶とは?

冬の寒い時期に蓄えた栄養が詰まった新茶の初々しい香りを味わいましょう。

お茶畑では年4回茶摘みが行われます。南国鹿児島が4月下旬から5月上旬、三重県が5月上旬から下旬、静岡が4月中旬から5月中旬、2番茶は6月下旬から、 3番茶8月中旬から 秋冬番茶は10月上旬から

お茶は茶摘みした時期によって1番茶 2番茶 3番茶、秋冬番茶、と摘んだ時期によって呼び方が変わります。

7月上旬頃までに出回るお茶が新茶です。

新茶はその年の 一番最初に摘んだ茶葉で立春から数えて88日目の新茶は栄養が豊富でテアニン(甘み、旨味成分)が豊富で、カテキン(渋味成分)カフェイン(苦味成分)が少く栄養豊富な新茶を飲むと元気に過ごせる「無病息災!」と言うのは先人の知恵です。

縁起物としても重宝されてきました。
新茶は春先の柔らかい陽射しを浴びているためテアニン(甘み、旨味成分)が豊富です

夏の強い陽射しを浴びるとテアニン(甘み、旨味成分)よりカテキン(渋味成分)やカフェイン(苦味成分)が多くなります。

この写真の急須は急須の中に金網が付いていますが、左側の下の金網を付けたほうが茶葉を取り出す時が取り出し易いのでお茶を入れる時は使用しています。

金網を入れないほうが茶葉が急須の中で広がって甘み、旨味成分(テアニン)が抽出し易いと聞きましたが、この左下の金網を急須の中に入れてお茶を淹れても味は変わりなく美味しいです。

金網を使ったほうが茶葉を捨てる時が、捨て易いです。

金網を使わずにお茶を淹れて見ましたが、お茶を淹れた後に茶葉を捨てる時の後始末に時間がかかります。金網を使われることをおすすめします。

金網のついた急須もまれに販売されていますが、殆どの急須は金網なしのほうが多いです。

この急須は信楽焼ですが、金網は100均で買って来ました。

 

 

新茶のおいしいいれ方!

沸騰したお湯を湯呑茶碗に注ぎ、さらにそのお湯を別の茶碗に移し湯冷まししてお湯の温度は80℃にします。これを人数分行います。

新茶の目安はティースプーン山盛り一杯(約2g)が一人分で、人数分のお茶を用意します。

二人分約4g ティースプーン1杯半から2杯。

このスプーンで山盛り一杯が2g、一人分のお茶の目安です。

私の経験から一人分の茶葉をティスプーン2杯を目安にすると濃すぎるので茶葉を用意する時は注意したほうがよいでしょう。

お湯を急須に注ぎ1分程待つ。

二人分のお茶を注ぐ時は一つの茶碗から注ぐのではなく2杯の茶碗に交互に注ぐと均等な味になります。

最後の1滴まで注ぎきります。お茶の甘み、旨味(テアニン)が詰まっています。

抽出時間が長過ぎると渋み(カテキン)が強まるので、自分の好みの味を見つけましょう。

基本で、急須を使うとゆっくりと茶葉が開き、甘み、旨味成分(テアニン)がよく抽出できます。

新茶のいれ方は何分沸騰

お湯は沸騰してから少し時間を置いて、しっかりとお湯が沸騰するのを確かめてから火を止めます。

確認のためにヤカン(ケトル)の蓋は直ぐに開けられるようにきつく蓋をしないほうが便利です。

沸騰してすぐに火を止めないのにはそれなりの理由があります。

沸騰し始めたらしばらく沸騰をさせて火を弱くしてヤカン(ケトル)の蓋を取って6分間位沸騰させた後、火を止めます。
沸騰させ続けることでカルキが蒸発して水の分子も細かくなって、天然の湧水を利用したようなお湯になります。

そのためおいしいお茶を入れることができます。

いろいろな産地の新茶を楽しむのも味わい深い

いろいろな産地のお茶を楽しんで見るのも一つの方法かと思います。

鹿児島の知覧茶、福岡の八女茶、三重の伊勢茶、静岡の掛川茶同じ煎茶でも違いが楽しめます。

鹿児島の知覧茶は時間をかけて蒸した「深蒸し茶」、カテキン(渋み成分)が少なく甘み、旨味(テアニン)が豊富です。コクがあってまろやかでおいしいです。

福岡の八女茶は、甘み、旨味(テアニン)が豊富で濃い緑色、まろやかな飲み心地。

三重の伊勢茶は新茶の4月下旬から2番茶までしか採取されないためにに茶葉が肉厚で特に味の濃さを感じ、色が緑ではなく本当の茶色が特徴で、茶葉本来の臭みがあります。お茶好きには飲みごたえのある感じです。

静岡の掛川茶は苦味(カテキン)や臭みが無くきれいな緑で色合いが明るい感じでスッキリとして万人受けするのが特徴で旨味とコクがありながらも上品な味わいを楽しめます。

新茶のいれ方は温度によっておいしさが決まる!

一般的な新茶は煎茶ですが、煎茶は80℃が煎茶の入れ方に一番ふさわしい温度です。渋み成分(カテキン)の抽出を抑えて甘み、旨味成分(テアニン)を抽出するのに80℃がベスト。

玉露はぬるま湯と言っていい程の50℃のほうが旨味成分(テアニン)を抽出するのにベスト。

反対に香りを楽しむ玄米茶はやほうじ茶(煎茶を煎ったお茶)、紅茶などは100℃位の高温(熱湯)を利用して香りや渋み成分(カテキン)を抽出して味わいます。

新茶のいれ方は 何分?

お茶は急須に80℃のお湯を注いで1分間おいてから、人数分に順番に交互に入れるようにするとおいしいお茶を入れることができます。あまり長く急須に入れたままにしておくと甘み、旨味(テアニン)より渋み成分(カテキン)が抽出されるので1分間経過したら茶碗に交互に注ぎます。

新茶のいれ方は

甘み、旨味成分(テアニン)と渋み成分(カテキン)だけではなく苦味成分(カフェイン)も当然入っています。

人の体質にもよりますのでお茶を就寝前に飲んでも眠れる人と、夕方5時以降お茶を飲むと眠れない人がいます。お茶やコーヒーを飲んで就寝出来る人がいるのも事実です。

(苦味成分)カフェインの含有量は100mlあたり煎茶で20ml (苦味成分)カフェインの含有量の一番高い数値が玉露で160mlで、番茶や玄米茶で10mlと数値は低くなります。

新茶のいれ方 保存方法は

新茶が入ったアルミの袋のまま空気を抜いて冷蔵庫へ。

お茶は「鮮度」が大切、上手に保存すれば1年はもちますよ。

お茶は光がNG! 蛍光灯も避ける、と言うことは誤りですが、冷暗所がオススメだから保存は冷蔵庫での保存が妥当で


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