盆栽を趣味としてかかる費用は種類によってさまざまです

体験談
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盆栽と一口に言っても色々な種類が有ります。

一種類の木を植える盆栽から、色々な木の寄植えや季節の植物を寄植えする草物まで、種類は色々あります。

 

きょうは植木の寄植えで、情景盆栽に付いて紹介します。

この写真は秋の七草の草物盆栽です。これは、秋の七草の3種の寄植えで姫オミナエキと桔梗、金華山ススキそれぞれ600円位で、苗を販売しています。

 

桔梗と姫女郎花(ひめおみなえし)と金華山すすきの寄植えです。

 

 

 

狭いスペースのベランダで鑑賞出来る、ミニチュア日本庭園の作庭方法を紹介します。

 

今回は鉢として、平らな人工石(利根サビ石)と植栽に使う庭園用ミニ樹木を自分の好きな樹木から選んで購入して植えて見ましょう。

 

自己紹介 

 

 

ベランダで楽しむオリジナルミニチュア日本庭園

 

狭い空間、スペースで鑑賞出来る手作りのオリジナル、ミニチュア日本庭園を造るのも楽しいものです。

 

まず基本になる平石や土と盆栽用に相応しい植栽の事を経験者の立場から述べてみます

素材を吟味して下準備をして費用と時間が掛かりますが、楽しみながら作成しました。

 

 

素材は三河黒松と甲州野梅と姫南天と蓬莱竹と姫石菖と杉苔!

 

平石は、利根サビ石(長さ59cm 幅27cm 重さ3.5kg)金額 13,000円です。

さて盆栽用の木ですが、松にもいろいろな種類があります。

 

一般的な松は五葉松や黒松、赤松、えぞ松、唐松、椴松(とどまつ)と多くの松がありますが、盆栽に一番相応しい松が、三河黒松です。

 

三河黒松は葉っぱが短くて固く黒い樹皮のキメが細かいのが特徴です。三河黒松は盆栽用には最適です。他の松は葉っぱが長過ぎて樹皮も大き過ぎます。

 

盆栽として他の素材との植栽であれば単品での盆栽でない限りうまく調和しません。

三河黒松 金額(25,000円)

 

甲州野梅も一般的な園芸品種の梅と比較すると葉っぱが小さく枝も繊細です。樹皮が荒く黒々として風格があります。まるで大木の梅の木を縮小したような雰囲気があります。金(35,000円)

 

姫南天も一般的な庭木の南天のように大きくありません。高さ10cm位の小さい品種です。金額 600円

 

初めに、台座に平石が必要ですが、岐阜の竜眼石、きょうとの鞍馬石、九州の久留米といろいろな産地の石がありますが、平石は産地に拘る必要はありませんが、添景の飾り石とは用途が違いますので平たい石であればどこの産地の石でも盆栽作成には大丈夫です。

 

また手に入りやすい平石は人工石の利根サビ石が、入手しやすいと思いますし、人工石ですので、割れる心配がありませんし、天然石みたいな風合いです。

 

盆栽用におすすめです。

 

 

準備する土は鹿沼土と赤玉土と腐葉土です!

 

この全ての土はホームセンターで安価に準備できます。

鹿沼土は薄い黄色味の軽石よりややや柔らかいが水はけを良くする役目があります。

 

赤玉土は粘土質で保水性があります。

腐葉土は植物を育てる土を改善する役割があります。長期間かけて虫や微生物の力を借りて分解されて土のようになったものです。

 

けと土(川で草、木の腐敗した土)、これもホームセンターで販売されています。200グラム位のコンパクトな商品を販売しています。この4種類を準備します。

 

次に上の3種類を混ぜて混合土を作ります。

 

植栽の種類と植え込みの説明をします!

 

まず平石の上に自分のイメージした形に、ホームセンターで購入したけと土(河川で腐敗した草木の泥)で外形を囲みます。

 

その中に鹿沼土4に対して赤玉土4腐葉土2の混合土を入れて薄く伸ばします。

 

底辺の平石は利根錆石で、長さ60cm、幅35cm、厚さ3cm、で基本的に日本庭園に欠かせないを植栽は、松、竹、梅です。

 

日本庭園の基本的な決まり事(樹木の植え付け)は、真(しん)、副え(そえ)、対(たい)、前置き(まえおき)、控え(ひかえ)、控え(ひかえ)、見越し(みこし)の順番で植え付けていきます。

 

この画像の盆栽では真は三河黒松です。副えが蓬莱竹です。黄金シダと縞笹が対になります。控えが姫石菖と姫南天と姫石蕗(つわぶき)です。

 

石蕗(つわぶき)は初冬に黄色の花を付けますが、姫石蕗(ひめつわぶき)は、春に黄色の小さな花を付けます。

 

まるで自然の石蕗(つわぶき)のミニチュアです。ネット上の、山野草販売店で販売しています。

見越しが甲州野梅です。見越しを三河黒松にしたほうが相応しいかとも思います。

 

石組みは基本的に三角形になるように敷いて行くのが基本です。スペースに拠って状況を判断して、敷石の三角形を繰り返していきます。

 

次に、敷石の隙間に砂苔を敷いていきます。盆栽用に相応しいのが砂苔です。

 

苔の種類も沢山あります。孔雀の羽に似た少し大きめな長さ10cm位の鳳凰苔から、中程度の長さ7~8cmの杉苔、白髪苔と言うのもありますが、これは饅頭みたいに一塊づつになって盆栽用には不向きです。

 

盆栽用に相応しい苔は砂苔で長さ4~5cmです。

もう少し小さめの赤苔と言う長さの短い3cm位の種類の苔もありますが、この赤苔は管理が難しいです。

 

苔は半日陰で育つ習性がありますが、赤苔は日を当て過ぎても枯れやすく、水をやり過ぎるとすぐに白カビが発生しやすいので、一般的に無難に使用出来るのが砂苔です。

 

砂苔は日照時間に左右されることなく日に当て過ぎて乾燥しても水を与えるとすぐに回復する扱いやすい苔です。

 

初心者にも扱いやすい苔です。

 

 

灯籠と蹲の準備 島根県の出雲石の灯籠をお薦め!

 

この画像の灯籠と蹲は、島根県の出雲石で作成される専門店の特別注文で依頼して作成して頂いた灯籠と蹲を使用しています。

 

灯籠が高さ7cm 幅5cm 奥行き5cmのものです。蹲が高さ3cm 幅5cm奥行き5cmのものです。

 

目的は市販の松竹梅ではなく、オリジナルの庭園を作庭したくて趣味が高じた盆栽で創作したものです。

 

柄杓(ひしゃく)と柄杓置(ひしゃくおき)は時間のある時に、こさん竹(竹の仲間では小振りの品種)の枝を小さなナイフで、一枝、切りおきして自分で作れます。

 

 

柄杓と柄杓置きは、長さ7cm 柄杓の直系5mm 柄杓(ひしゃく)と杓置(ひしゃくおき)きは2mmの細い竹の枝です。

 

杓置きはホームセンターの灰色のビニールを巻いた針金で左右2箇所かたく結びます。

 

植栽は特別に拘る事なく自然をイメージした里山にしたい時は、紅葉(もみじ)や櫨(はぜ)の苗木を植えて、木の下に姫石蕗(ひめつわぶき)や立つぼ菫(たちつぼすみれ)を植えて、灯籠と蹲を除くと自然な野山、里山のイメージに仕上がります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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