洋服に書道の墨がついた時の対処法

書道
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 習字を習う子供にとっての悩みで一番多いのが、服についた墨の落とし方ではないでしょうか。

服についた墨汁が洗っても落ちなくて困っていませんか?                                                    この記事では、家にあるもので簡単に墨汁を落とす方法を紹介します」。


習字の墨が服に付いた時は、付いてからの時間と服の素材に合わせて対応するのが一番効果的です。
特に学校の授業などで多い「帰宅後に気づいた(半日〜1日経過)」汚れには、先ほどご紹介した「マジックリン+歯磨き粉」の併用ワザが最強の落とし方になります。状況に応じた最適な手順をまとめました。

 時間別今すぐできる最適な対処法

付いた直後〜数時間(まだ乾いていない場合)

墨の接着成分(膠:にかわ)が固まる前なので、最も落としやすいタイミングです。 

対策 「歯磨き粉」のみでOK。

手順汚れた部分を水で濡らし、研磨剤入りの歯磨き粉を直接つけて、歯ブラシでトントンと叩き出します。

 

 

半日〜1日経過(帰宅後に気づいた・乾いている場合)

墨が乾燥し、接着成分が繊維と強固に結びついています。
    • 対策 「マジックリン + 歯磨き粉」の併用。
    • 手順  マジックリン(アルカリ性)で接着成分を分解して緩め、その上から歯磨き粉を重ねて、歯ブラシで叩き出します。

 

数日以上経過(完全に定着している場合)

家庭の洗濯だけでは完全に落とすのが難しくなります。
対策  「固形石けん + 酸素系漂白剤の浸け置き
手順  ウタマロ石けんなどで揉み洗いした後、40〜50℃のぬるま湯に酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)を溶かし、2時間以上じっくり浸け置きします。

全てのケースで共通する「絶対NG」な行動

ゴシゴシこすり洗いしない 墨の細かな粒子が繊維の奥に押し込まれ、二度と落ちなくなります。

必ず「上から叩く(汚れてもいいタオルに色を移す)」動きを徹底してください。

最初にお湯をかける  墨に含まれる膠(タンパク質)はお湯で固まる性質があります。

最初の段階では必ず「水」または「30℃以下のぬるま湯」を使ってください。 

                                                                                       時間が経つと落ちにくくなるため、スピードが重要です。

墨がついた時の対処法は、洗剤よりも家庭用の歯磨き粉を小豆粒ほど服に刷り込んで軽く揉むと薄くなりきれいに落ちます。

 

歯磨き粉を使った墨のおとしかたの手順

歯磨き粉を使った方法は、家にある物で実践できる効果的な裏ワザです

歯磨き粉に含まれる研磨剤(微粒子)が、繊維の奥に入り込んだ墨の粒子を効率よく書き出す役割を果たします。

 

歯磨き粉を最大限に活かす具体的な手順と注意点

下にタオルを敷く 服のシミの裏側に、汚れてもいい布やタオルを当てます。

歯磨き粉を塗る  水で少し濡らしたシミ部分に、直接歯磨き粉を乗せます。

叩き洗いする   使い古した歯ブラシを使い、横にこすらず、上からトントンと叩くようにして繊維から墨を押し出します。

すすぐ 墨が浮き出て黒くなった泡を、しっかり水で洗い流します。汚れが残る場合はこれを数回繰り返します。

 

【注意すべきポイント】

こすり洗いは厳禁 歯を磨くようにゴシゴシと横にこすると、墨の粒子がさらに繊維の奥へ入り込み、生地を傷める原因になります。

 

研磨剤入りを選ぶ スクラブ入りや「ホワイトニング効果」を謳う、研磨剤がしっかり入った歯磨き粉が適しています。

 

乾く前に行う 歯磨き粉が有効なのは、主に墨がまだ完全に乾ききる前です。

時間が経って固まった墨は、研磨剤だけでは落ちにくくなります。

もし時間が経って固まってしまった場合は、「アルカリ性洗剤(マジックリンなど)」を先に馴染ませて墨の固着(膠成分)を緩めてから、歯磨き粉を重ねて叩き出すとさらに洗浄力がアップします。 

墨が付いてからどれくらい時間が経っているか?

墨がついてからの経過時間によって、墨の成分(膠:にかわ)の固まり方が異なるため、有効な対処法が変わります。
経過時間に応じた最適な方法は以下の通りです。

直後〜数時間(まだ完全に乾いていない)

状態  墨の成分がまだ繊維の表面に留まっています。

対策  先ほど教えていただいた「歯磨き粉での叩き洗い」が最も効果を発揮するタイミングです。水で濡らしてすぐに叩き出してください。

 

【半日〜1日(乾いてカピカピしている)】

状態  墨を固めている「膠(タンパク質)」が乾燥し、繊維と強固に結びついています。

対策 歯磨き粉だけでは落ちにくいため、まずは「アルカリ性洗剤(マジックリンなど)」や「固形石けん(ウタマロなど)」を塗り、膠をふやかして緩める工程が必要です。その後に歯磨き粉で叩き出すと効果的です。

 

数日以上(完全に定着している)

状態 完全に固着しており、家庭の洗濯では非常に落としにくい状態です

対策  無理にこすると生地が破れるため、「酸素系漂白剤での長時間の浸け置き」を試すか、大切な服であれば何もせずクリーニング店(染み抜き専門店)へ持ち込むのが安全です。

 

学校や書道教室などで最も多い「ついてから半日〜1日(放課後や帰宅後)」、素材は「綿(コットン)またはポリエステル」の体操服やシャツを想定した手順です。

帰宅後に気づいた墨汚れ(半日〜1日経過・綿/ポリ素材)の落とし方

この状態は墨がすでに乾いているため、歯磨き粉単体では落ちません。
以下のステップで「墨の接着剤(膠)」を壊してから、歯磨き粉の研磨剤を投入します。

予洗い  汚れた部分をぬるま湯で濡らし、揉まずに軽く押し洗いして、表面の余分な墨を落とします。 

                                            接着剤を分解  住宅用アルカリ性洗剤(マジックリンなど)または固形石けん(ウタマロなど)をシミに直接塗ります。これで墨を生地に固着させている「膠(タンパク質)」をふやかします。歯磨き粉でかき出す  その上から研磨剤入りの歯磨き粉を重ねて乗せます。 

                                            トントン叩く  服の下にタオルを敷き、使い古した歯ブラシで上からひたすら叩きます。

下のタオルに黒い色が移らなくなるまで繰り返します。

しっかり すすぐ ぬるま湯で綺麗に洗い流し、最後にいつも通り洗濯機で洗います。

 

学校や書道教室などで最も多い帰宅後に気づいた墨汚れ(半日程度~1日経過ポリ素材の落とし方

この状態は墨がすでに乾いているため歯磨っ粉では落ちません。

 

ポリエステル素材は、綿に比べて吸水性が低く、墨の粒子が繊維の奥まで染み込みにくい特徴があります
そのため、半日〜1日経って乾いてしまっていても、正しい手順を踏めばきれいに落とせる確率が高いです。 
今回はポリエステルの特性を活かし、強固に固まった墨の接着成分(樹脂・膠)を緩めてから、歯磨き粉の研磨剤でかき出す「マジックリン+歯磨き粉」の併用ワザが最も効果的です

「マジックリン+歯磨き粉」の併用ワザは、頑固な墨汚れに対する最強の組み合わせの一つです。
この2つを掛け合わせることで、洗剤の化学反応と歯磨き粉の物理作用が同時に働き、乾燥した墨を効率よく分解・除去できます。

 なぜこの組み合わせが効くのか?

マジックリン(アルカリ性):墨を生地に接着している「膠(タンパク質)」や樹脂の成分を強力に分解し、繊維から浮かせます。

 

歯磨き粉(研磨剤) 浮き上がった墨の微粒子(カーボンブラック)を、細かな研磨剤がキャッチして繊維の隙間から外へかき出します。

 

 失敗しないための「混ぜ方・塗り方」

直接重ねる  シミ部分にまずマジックリンを1〜2プッシュ吹きかけ、その上から歯磨き粉をペースト状のまま直接乗せます(事前に混ぜ合わせる必要はありません)。

 

指で馴染ませる  2つの洗剤が混ざり合うように、指の腹でシミの範囲に優しく広げます。

 

1〜2分置く  すぐに叩かず、少し置くことでマジックリンが繊維の奥まで浸透し、膠をしっかりと緩めます。

 

  実施時の注意点

色落ちに注意  マジックリンはアルカリ性が強いため、色柄物のポリエステル生地は色落ちするリスクがあります。事前に裾の裏側などで色落ちテストを行ってください。

 

換気をする  マジックリンの成分が目や鼻にツンとくることがあるため、作業時は部屋の換気をよくしてください。

素手での肌荒れ  手肌が荒れやすい方は、ビニール手袋を着用して作業することをおすすめします。

まとめ

墨が服に付いた時は、時間と服の素材に合わせて対応するのが一番効果的です。

「マジックリン+歯磨き粉」の併用ワザが最強の落とし方になります。

時間が経って固まった墨は、研磨剤だけでは落ちにくくなります。

もし時間が経って固まってしまった場合は、「アルカリ性洗剤(マジックリンなど)」を先に馴染ませる。
墨の固着(膠成分)を緩めてから、歯磨き粉を重ねて叩き出すとさらに洗浄力がアップします
マジックリンはアルカリ性が強いため、色柄物のポリエステル生地は色落ちするリスクがあるため
事前に裾の裏側などで色落ちテストを行ってください。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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