小学校3年生から学校で習字が始まります。
そのために習字セットの案内をもらって来たけど、種類が多くて、どれを選べば良いかわからない?
そんな保護者の方でも、経験の無いことは分かりませんよね。
初めての事で分からない子供さんと、保護者の方の参考に習字道具の紹介をします。
習字を始める時に必要な道具は?
習字を始める時に必要な習字道具は、「文房四宝」と呼ばれます。
習字(書道)を始める時に必要な道具は、「最低限そろえる基本セット」と「あると便利な道具」に分けると分かりやすいです。
1. 筆(ふで)
用途によって種類が分かれます。
- 太筆(ふとふで)
半紙に漢字を書く基本の筆。最初はこれが中心です。 - 小筆(こふで)
名前書きや細字用。
初心者は「初心者用書道セット」の筆でも十分始められます。
2. 墨(すみ)
文字を書く黒い墨です。
種類は主に2つ。
- 固形墨(磨って使う伝統的タイプ)
- 墨液(ぼくえき・液体墨)
初心者は扱いやすい墨液がおすすめです。
3. 硯(すずり)
墨を入れる道具。
墨液だけ使う場合でも、墨をためるために必要です。
4. 半紙(はんし)
書道用の紙。
最初は:
- にじみにくい
- 少し厚め
の練習用半紙が扱いやすいです。
5. 下敷き(したじき)
机が汚れるのを防ぎ、筆運びを安定させます。
黒や紺のフェルト製が一般的です。
6. 文鎮(ぶんちん)
紙が動かないように押さえる重り。
一本タイプと二本タイプがあります。
7. 筆巻き・筆置き
筆を傷めないための道具。
特に筆は乾燥と保管が大切です。
あると便利な道具
水差し硯に水を入れる道具です。
雑巾・ティッシュ
墨汚れ対策に必須です。
新聞紙
机の保護用。
書道バッグ
持ち運びや収納に便利。
初心者におすすめなのは「書道セット」
最初は単品を全部そろえるより、
- 太筆
- 小筆
- 墨液
- 硯
- 文鎮
- 下敷き
- 半紙入れ
などが入った「書道セット」が手軽です。
学校用セットでも、大人の趣味用として十分使えます。
かな書道をやりたい場合
かな書道では少し道具が変わります。
- 穂先の柔らかい細筆
- にじみの美しい和紙
- 料紙(装飾紙)
などを使います。
関連する書体には、
- 楷書
- 行書
- 草書
などがあります。
最初に意識すると上達しやすいポイント
- 高価な道具より「毎日少し書く」方が大切
- 筆は使った後しっかり洗う
- 最初は楷書から始めると基礎が安定する
- 半紙に大きく書くと筆使いを覚えやすいです。
最初の一式なら、比較的安価な練習用セットでも十分始められます。
筆、墨、硯、半紙と文鎮と下敷きです。
セットで販売されていますが、ご自分の気に入った物を一つずつ揃えることも出来ます。
習字セットで購入して、使っていく中で自分の使いやすい物を買い足して行く方法もあります。
習字教室に通う時は、何が必要か教室の先生に相談して決めるのも良い方法です。
まず一つずつ紹介します。
筆は?
「弘法筆を選ばす」という諺がありますが?
ベテラン(書の達人や名人)は、どんなまずい筆でも使いこなすという諺で文字がうまく書けないのは、筆のせいにしてはならない、という戒めの言葉です。
しかし、弘法大師の漢詩集の「性霊集」に(良工は先ずその刀を利くし、能書は必ず好筆を用う」という説があり習字の上手い人は、良い筆を使うと説いています。
弘法大師も良い筆を選ぶことは大切と言っていますし、実践してみて粗末な筆では自分のイメージしたような端正な文字は書けません、大筆、小筆共に経験者、習字塾であればそこの先生に聞いて購入してほうが失敗がないです。
習い始めは楷書で半紙に、書くことから始めるので、大筆と小筆を揃えます。
初めて習字を習う子供は、少し硬めで弾力性のある筆を選ぶと良いでしょう。
筆選びのポイントは、穂先が尖っていて筆全体がまとまっている筆がおすすめです。
習字でも字を書くことに慣れてきたら、品質の良い筆を選ぶと良いです。
学童用の筆は2つに割れてしまう筆があります。
子供の筆の手入れによっても違いが出てくることもあります。
良い筆を選ぶのは上手くなるための第一歩です。
筆の穂の太さによって、書きやすい書体は変わります。
太い筆は、大字や短い文章を書く時に書きやすく、細字を書く時は細い筆が扱いやすいです。
筆は軸の大きさによって1号から10号まであります。
数字が小さいほど筆は長く、穂の先が太くなります。
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墨はどんな墨が良い?
墨は固形の物と液体の物があります。
習い初めのうちは固形の墨ではなく、液体の墨汁をおすすめします。
小中学生では主に墨汁を使うのが一般的です。
百円ショップでも販売されていますが、濃度が薄かったり、匂いがきつい物があります。
ある程度、値段の高い墨汁が書きやすい事が多いです。
洗って落ちる墨汁では作品はできません。
習字教室では、使っていませんが、学校によって使用禁止している学校もあります。
使う前に学校へ確認すると良いでしょう。
自宅でも練習用として使う時は便利な墨汁です。
固形墨は時間はかかりますが、時間的にゆとりのある時は、水から墨へ変化する事を確認しながら、墨を磨る時の力の入れ具合や、水の量によってにじみが出ることを体験できます。

硯とは?
硯は墨を磨る時の道具です。
現在は墨を入れつる道具として使われています。
硯の材質は天然生、瓦、プラスチック出できたものなど様々です。
墨汁を使う時は、プラスチックの物でも構いませんが、固形墨を擦って使う時は、必ず天然石の硯を使いましょう。
硯は、墨汁や半紙と違って消耗品ではありません。
使い方を間違わず正しい使い方をしていくと長く使えます。
最近は新素材で、できた硯も開発されています。
習字道具のセットは重さが、硯の重さに比例するとも言われています。
特に低学年のうちは、軽いほうが子供の負担が少なく持ち運べるでしょう。

半紙は?
習字で使う紙は全て半紙という訳ではなく、一つのサイズです。
習字で使う紙にはたくさんの種類がありますが、小学生が初めて使う紙ヨコ25cm✕タテ35cmの紙を半紙と呼びます。
習字を習う時の一般的なサイズですので、初めて習う時は半紙を準備しましょう。
筆圧や墨の含み具合によって紙の厚さも色々ありますが、習字に集中するために、少し厚めの半紙を準備しましょう。

下敷きは?
習字を練習する時に下に敷くものです。
フェルト製やラシャ製の物がありますが、フェルト製で黒や紺の物が一般的です。
初めのうちは罫線のあるものが書きやすと思いますが、罫線なしで書けようになれた時は罫線なしをおすすめします。
フェルト製は机の上では滑りやすいので、裏面に滑り止めの付いた下敷きもあります。

文鎮は?
紙がずれないように紙の上に置く重りです。
錆びにくく滑りにくい少し重い重さの物、200gの重さは必要です。
セットの物は200gより軽いので、用意したほうが良いでしょう。

小学生向け習字セットの選び方!
小学3年生になると、学校で習字の授業が始まります。
書道セットのカタログを持ってかえって来ることがあるでしょう。
種類が多すぎても、どれが良いのが判断に迷うことがあるでしょう。
判断に迷ったらこのポイントをチェックしましょう。
親も子供も習字の経験無しの時は?
学校の勧めで購入するほうが一番無難でしょう。
墨汁の種類や硯の種類はチェックが必要です。
筆はセットの物を使いながら、買い替えることを検討した方が良いでしょう。
親が習字経験者の時は?
学校で販売されたものを購入しても良いでしょう。
筆と文鎮だけ単品で購入する方法も良いでしょう。
筆の状態を定期的にチェックしてあげると良いでしょう。
子供が習字教室に通っている時は?
習字教室の道具がそのまま使える時は、買う必要はありません。
学校や習字教室で保管できる場所があれば、習字セットを追加購入して使い分けている子供もいます。
お子さんにあった一番良い方法を決めると良いでしょう。
書道筆の違いや選び方と筆の毛の種類に付いて、下敷きについても下の記事で紹介しています。
習字を始める時の参考になれば幸いです。


まとめ
筆、墨、硯、半紙と文鎮と下敷きを文房四宝と言います。
筆選びのポイントは、穂先が尖っていて筆全体がまとまっている筆がおすすめです。
習い初めのうちは固形の墨ではなく、液体の墨汁をおすすめします。
小学生が初めて使う紙ヨコ25cm✕タテ35cmの紙を半紙と呼びます。
下敷きは、フェルト製やラシャ製の物がありますが、フェルト製で黒や紺の物、罫線の入った物が書きやすいでしょう。
文鎮は、錆びにくく滑りにくい少し重い重さの物(200g)の重さは必要です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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