モンシロチョウが卵を生む場所はどこでしょうか?その理由はどうして!

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モンシロチョウは、アブラナの葉っぱから、葉っぱへ飛び交う様子を目にしたことはありますよね。

 

普段何と無く目にしていますが、その理由までは考えませんよね。

 

この記事では、どうしてモンシロチョウが、葉っぱから葉っぱへ飛び交うのか、また、どこに卵を産むのか紹介します。

 

 

モンシロチョウはどこに卵を産むの?

モンシロショウは、アブラナ科の野菜に卵を産みます。

キャベツ、ブロッコリー、青梗菜(チンゲンサイ)、小松菜などの葉っぱに卵を産みます。

 

そのために葉っぱから葉っぱに飛び交っているのです。

 

大規模な畑より、家庭菜園のほうが場所としては見つけやすいおすすめの場所です。

 

卵から、かえった時に餌になる植物がある環境、キャベツの葉っぱの裏側に産卵するのは、天敵に狙われないためです。

 

春は4月から5月に産卵して、卵が孵化して成虫に羽化(うか)するまで、1ヶ月ほどかかります。

卵から幼虫になるまでに、3~4日かかります。

 

産卵する月によって蝶になるか、蛹(さなぎ)のまま越冬するか決まります。

 

モンシロチョウは11℃で羽化します。

 

北海道から南西諸島の広い地域、日本全土に棲息します。

 

 

 

モンシロチョウが葉っぱから葉っぱへ飛び交う理由は?

文部省唱歌の「蝶々」(野村秋足作詞)のちょうちょ、で始まる「蝶々、蝶々、菜の葉に止まれ」。

 

蜜蜂は良く観察していると、菜の花の蜜を求めて花に止まりますが、蝶々は、花ではなく葉っぱに止まります。

 

 

沢山のモンシロチョウは、菜の花畑で、花の蜜を吸うのではなく、葉っぱから葉っぱに、飛び交っている様子をみたことはありますよね。

 

それは、モンシロチョウが、(食べ物)蜜を求めているのではなく、卵を産み付けるために、アブラナ科の葉っぱに、卵を産むために、良い場所を探しているのです。

 

 

 

モンシロチョウは一回に何個卵を産むの?

1回に産卵するのは300個~400個程度で、東京付近では1年に6世代くらい繰り返します。

 

平均寿命は1週間で、秋になって日が短くなると休眠蛹(さなぎ)となって冬眠用蛹になって冬を越します。

 

悪天候や病気でほとんどが羽化できません。

300個~400個の卵で羽化して成虫になれるのは、0.6%です。成虫になれるのは、2個だけの確率です。

 

モンシロチョウが一番好む色は紫色で、次が黄色でその次が青色です。

 

 

卵の色と大きさは?

産卵した卵は、色が白く透き通っています。

 

中の幼虫が育っと次第に黄色からオレンジ色に変わります。

高さ1mm程の細長い卵は石畳のような凸凹があります。

 

モンシロチョウの大好物はアブラナ科の菜の花、キャベツ、大根の葉っぱを食べます。

 

成虫になるとたんぽぽやアザミ、アブラナなどの花の蜜を吸います。

 

 

 

モンシロチョウの体は?

羽根は何枚?脚は何本?

モンシロチョウの羽は4枚と頭には大きな目と触覚、口があります。

胸には6本の脚があります。

体は頭、胸、ハラからできています。

 

 

キャベツ以外に食べる食べ物は何?

アブラナ科の葉っぱやキャベツ、大根の葉っぱを食べますが、レタスの葉っぱは食べません。

 

キャベツの葉っぱには、「シニグリン」という辛味成分が含まれているために、幼虫はこの辛味成分を好んで食べます。

 

それと、葉っぱだけではカルシュウムが不足するので、卵の殻を食べます。

 

 

 

モンシロチョウが嫌いなものは?

キク科のリーフレタスを嫌います。色としてあ赤色で、キク科の春菊も嫌います。

 

 

 

 

モンシロショウの育ち方を何と言う?

モンシロチョウやカブトムシの育ち方を完全変態といいます。

 

モンシロチョウは、卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫の順番です。

 

幼虫は餌をたくさん食べて大きくなり、その後蛹(さなぎ)になってからは餌は食べません。

 

 

 

モンシロチョウの天敵は?

鳥類、カマキリ、トンボ、など。

モンシロチョウの幼虫に寄生する、アオムシコマユバチという、体長3mm程の小さな黒い蜂が、モンシロチョウの幼虫に産卵します。

 

 

 

モンシロチョウの凄いところは?

人間が感知できない紫外線を見ることができます。

 

人間の目で見ると、メスもオスも羽根の模様は似ていますが、雄の羽は紫外線を吸収するので、モンシロチョウにはオスが黒く見えます。見分けることができるのです。

 

メスの羽根は紫外線を反射するので、白く見えます。

 

 

まとめ

モンシロショウは、アブラナ科の野菜に卵を産みます。

モンシロチョウは、卵を産み付けるために、アブラナ科の葉っぱから、葉っぱを飛び交っているのです。

アブラナ科の葉っぱやキャベツには、「シニグリン」という辛味成分が含まれているために、幼虫はこの辛味成分を好んで食べます。

モンシロチョウは、卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫の順番に成長します。この成長に仕方を完全変態と言います。

モンシロチョウの天敵は、鳥類、カマキリ、トンボ、など、モンシロチョウの幼虫に寄生する、アオムシコマユバチです。

モンシロチョウは、人間が感知できない紫外線を見ることができます。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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