硬筆と毛筆とは違いについて!きれいな文字を書く時の注意点?

書道
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硬筆と毛筆には大きな違いがあります。

硬筆とは毛筆の対義語で、万年筆、付けペン、或いはボールペンや鉛筆等の先の硬い物の総称です。

 

硬筆と毛筆の違い、書き方の要点について紹介します。

硬筆の筆記用具は選択肢が多いのでそれは個人の使い易い物を選んで下さい。

 

鉛筆にHの薄いものから、HBとそれ以上に濃く書けるB迄あるように、ボールペンにもボール経0.5mm 0.7mm 1.0mm 1.5mm 1.6mm とペン先に極細から太字迄、種類も製造及び販売元も豊富にあります。

 

 例えば株式会社サマンサタバシャジャパンリミテッド、株式会社パイロットコーポレーション、ゼブラ株式会社、ぺんてる株式会社、三菱鉛筆株式会社、プラチナ万年筆株式会社、セーラー万年筆株式会社、その他沢山の販売元が存在します。

 

筆記用具は選択肢が多いのでそれは個人の使い易い物を選んで下さい。

 

また硬筆用の下敷きも市販の物が販売されていますが、それは個人の判断に委ねるとして、書写の分野では、日常毛筆よりも身近に使用すると言う事で、子供から大人まで多くの人が使用しています。

 

毛筆と硬筆では、同じ書くという点では共通点がありますが、硬筆はその名の通り筆圧によって線の太さや色の濃さを自在に変える事は出来ません。

 

硬筆は太さや濃さが一定であることが特徴です!

 

毛筆と硬筆では、同じ書くという点は共通点ですが、硬筆はその名の通り筆圧によって線の太さや色の濃さを自在に変える事は出来ません。

 

毛筆のように太さを変えたり濃さを変えたり、色や線に変化を付けられません。

 

しかし、筆記用具として一番身近なものが硬筆の鉛筆やボールペン、万年筆でしょう。

 

 

 

毛筆は筆の下ろし方によって書く線の太さが変化します

 

毛筆は先端がナイロンや動物の毛で出来ています。

 

 

鼬、タヌキ、馬の毛、白い毛は羊の毛で出来ていて、書き味がとても柔らかく弾力性があり、そのために線や一点、一画に強弱の変化を付けられます。

 

一般的に毛筆は3分の2くらい、筆を下して使いますが、筆の下ろし方によって書く線の太さを変える事が出来ます。

 

筆の動きや力加減がダイレクトに紙に写ります。

 

硬筆では、表せない繊細な払いや点画の繋がりを表現出来るのが毛筆ならではです。

 

 

安定性のあるのが硬筆の筆記具の特徴です!

 

硬筆では、同じ太さや濃さの線を書き易く、安定性のあるのが硬筆の筆記具です。

 

そのために毛筆で書く時ほど技術は必要としません。

 

従って硬筆では、技術よりも文字の骨格を学びます。

 

例えば文字の横各は右上がり、字の中の余白は均等になるように書きます。

 

それに文字と文字の間隔と、行間にも気を配りながら全体のバランスを考えて書きます。

 

字の形を知る事によって端正な字の書き方を身につけます。

 

これに対して毛筆は、硬筆にはない運筆法が有り最も代表的なものは右払いです。

 

硬筆では、右払いも左払いも同じように書きます。

 

毛筆では、どのように筆を動かしたら思い通りの字を書けるかを学びます。

 

 

硬筆の書き方の注意点!

 

毛筆よりも日常生活で使用する事が多いのが硬筆です。

 

書道のように一式道具を揃える必要もないので、手軽に始められる事が出来ます。

 

綺麗な字を書きたい方は、硬筆に挑戦してみては如何でしょうか。

 

硬筆の書き方の要点!

 

一番大切な物は手本ですが、書店で購入する市販の物も良い手本があると思いますが、各書道会の先生のお手本も、具体的な書き方を記載された手本もあります。

 

著名な芸術家の手本は無難ですが、それは個人の視点で端正、綺麗、と感じる物の中から自分に合う手本を、選ぶ事もきれいな文字を書くための条件です。

 

それと付けペンはインクを付けながら書きますが、硬いのは当然ですが、その中でも購入する前に弾力性のある物を選んで下さい。

取っ手にペン先を付けて紙に押し当てて発条(弾力性)のある物が抑揚があって書き易いです。

 

万年筆も同様で、毛筆程の弾力性はありませんが、硬い中にも書き味を注意深く観察していると、弾力性のある事を感じると思います。

 

ボールペンは、一般的にボール経1mmの物が紙に書いた時に、線の太さが細すぎず、太過ぎず見た目が綺麗に仕上がります。

 

用紙以外の便箋を使用する時は、殆どが和紙風の物がありますが、碁盤の目に微かに凹凸のある絹目の便箋がボールペンに馴染み易く抵抗なく書けます。

 

練習の時は、お手本にもよりますが、3行くらいの和歌とか俳句などを繰り返し反復練習すると、お手本に近い文字を書けるようになります。

 

書く前の紙に行の中心が微かに判るように折り目をいれます。

 

そうする事によって中心が明確になると行の文字が、一直線に並びますので出来上りが綺麗に見えます。

 

それと市販の下敷きも使い心地は良いですが、下敷きとして書き易いのが、購読済みの新聞紙を使っても使いかっての良い下敷きになります。

 

新聞紙は一枚が二つ折りになっています。

その二つ折りの新聞紙をもう一度折ります。それをあと1回折ると8枚重ねになります。

 

そうする事によって弾力性ある下敷きの出来上がり、その上に用紙を置いて書くとボールペンや付けペン及び万年筆であれ綺麗な字を書く事が出来ます。

 

個人的にきれいな文字を書ける人もそうでない人でも、多少の違いはあっても仕上がりが綺麗に出来上がります。

 

一般的な手紙用の封筒に住所を書く時は、ボール経1mmのボールペンが相応しいですが、B5以上の封筒に書く時はボール経1.5mmのボールペンが、封筒の面積から考慮して綺麗に仕しあげることができます。

 

そうして書く時は、活字みたいに同じ大きさに書くのではなくて、字の一字一字を工夫して太く、細く、長く、短く、と言うようにリズミカルに抑揚を付けて、紙面の面積を考えながら書くと、見栄えの良い物が出来上がります。

 

是非試してみて下さい。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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