習字と書道の違いとは! 硬筆と毛筆の違いについて?         

書道
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最近なかなか日常生活の中で、文字を書く機会が少なくなっているのではないでしょうか?

小学校の国語の授業で習う毛筆を、一般的に習字と勘違いしています。

習字とは文字を習うことです。

整ったきれいな文字を書くことが毛筆に限らす習字です。

筆に墨を付けてで書くことだけが習字ではありません。

バランスの良い文字を書けるように習う硬筆(鉛筆やボールペン字)も含めてその総称を習字と言います。

私達は毛筆のことを普段は習字と言いますよね。

この記事では習字と書道について紹介します。

習字と書道の違いとは?

習字とは文字を習うことです。

整ったきれいな文字を書く練習が毛筆に限らず習字と言います。

筆に墨を付けてで書くことだけが習字ではありません。

バランスの良い文字を書けるように習うこと。

硬筆(鉛筆やボールペン字)などの学校の国語の授業で習う書写も含めて習字です。

学校の授業で習う鉛筆で書く硬筆は書写と言って毛筆の習字とは区別していますね。

硬筆も習字ですが、一般的に習字と言うと、筆に墨を付けて白い半紙に黒い墨で書く毛筆を習字と言います。

文字の正しい書き方や、筆の運び方を習いながら整った文字を書くことが習字です。

書道とは、筆で文字を書きますが、ただ正しい書き順や整った文字を書くだけではなく、書く人が自分の心の内面を文字として表現することが書道です。

自分の心を文字に託して表現することが書道の目的です。

習字との違いは、書道は書く人の心の内面を表現する事で、芸術的要素が大きく関わっていることです。

習字と書道の違いの習字とは

習字はきれいに整った文字を書くことで直接日常生活で役立つことが大いにあります。

書写(こうひつ)もそうですが、毛筆の熨斗(のし)書きや、ご祝儀それに履歴書や暑中見舞い、年賀状など、きれい整った文字を書く事で、習字を習うメリットがあります。

最近はパソコンの普及で手書きが数少なくなってきています。

手紙などもきれいに整った文字で書けると、受け取った相手に好印象を与えます。

いろいろな生活の場面で役に立ちます。

習字と書道の違いの書道とは

書道とは筆と墨を使って和紙に書き手の心の内面を映しだす事を目的としています。

日常生活で実用的に役立つ毛筆と違って芸術になります。

文字の書き順や整った文字を書く基本を勉強します。これが習字です。

書道は書き手の心の内面を表現することです。

書き手の心の内面(喜、怒、哀、楽)を表現することです。

実用書道(習字)とは違いますので役立つことはないかと言うとそうでもありません。

芸術的な年賀状を頂いたら額に入れて玄関とか応接間に飾る事もできます。

年賀状に個性的な文字を書き入れるとか、かな書道であれば、お年賀として和歌を1首添えるとか、自己表現ができて、その人ならではの美しい芸術的な年賀状が出来ます。

実用書道の年賀状だけではなく、芸術的な年賀状を頂いたら特別に末永く印象に残るものです。

硬筆と毛筆の違いは?

硬筆とは、鉛筆やペン或いは現在はボールペン字が主流になっていると思います。

毛筆以外のもので、万年筆など、先の硬い筆記用具の総称を硬筆と呼びます。

学校の国語の授業で習う硬筆は書写(書き方)の時間に皆さん鉛筆の字を経験されていると思います。

硬筆の線は書く以前から太さと文字の濃さは決まっています。

毛筆は動物の毛、狸(タヌキ)やイタチ、うさぎ(白い毛)、馬などの毛でできた毛筆の事ですが、最近は人工毛(ナイロン)でできた毛の筆もあります。

このような筆を毛筆と言います。

硬筆は弾力性はありませんが、毛筆は書いた感じが硬筆の鉛筆やボールペン、万年筆と違って打弾力性があり、きめの細かい繊細な線で表現できる事が硬筆との決定的な違いです。

止め、跳ね(はね)払い(はらい)などの一点一画を集中して、書きながら筆の使い方も勉強していきます。

毛筆と墨汁で書道半紙にかく字のことで、正しい筆順で一点一画に集中して整った字の練習をすることです。

それに毛筆は線の太い細い、速い遅い、濃さや薄さを自分の意志で自由に変える事が出来ます。

硬筆と毛筆の違い 習う前に準備する道具は

硬筆(鉛筆、ボールペン、万年筆)は自分で習う前に硬筆であれば、Bか2Bの少し濃い目に書ける鉛筆。

ボールペン字は1mmのボールペンを準備しましょう。

0.7mmは少し細すぎるので1mmが一番安定してシッカリした線が書けます。

万年筆は購入する前に、試し書きしてみると書き味をみる事ができます。

毛筆の時の習字道具はセットになった物を販売されています。

下敷きと文鎮は単品販売の物を準備したほうが後々長く使用する事ができます。

下敷きはフェルト製とラシャ製があります。

毛筆の道具はセットになった物を販売されていますが、その中で下敷きはフェルト製とラシャ製があります。

厚みは1mmから3mmまでありますが、1mmの物は薄すぎて使いづらいです。

セットの物は1mmと薄いので準備する時は2mm以上の物、出来れば3mmの物を準備して下さい。

厚いと水を吸い墨の半紙への裏写りを防ぎます。

それに書く時にうまく書けません。

フェルト製の材料は合成繊維とウールからできていますが、ラシャ製より柔らかいです。

手で洗う事が出来ません。

それにシワになりやすくセットになった物は薄過ぎて下敷きとしてはお勧めできません。

ラシャ製の材料はナイロンとウールから出来ていて硬くてシッカリして長く使うことができます。

下敷きはラシャ製の厚めの物をお勧めします。

洗うことも出来ますが、一般的には習字の下敷きを洗うことはしません。

洗うとその後に、使う時にデコボコになって下敷きの役目を果たせなくなりますので注意して下さい。

下敷きは滑り止めの加工がしてあるものがありますが、ツルッとしたほうを表にして使います。

色は黒が一般的ですが、紺色とベージュ、赤、白色と数多くの物があります。

文鎮は少し重いものがお勧め

文鎮もセットになったものは軽くて半紙がずれてしまう事があるため200gの重さは必要です。

セットになった物は軽いためセット外の単品の物を準備したほうが良いです。

一口に文鎮と言っても用途によって色々な物があります。

毛筆で使用する時は鉄の200gの重さのあるもの。

一般的な長方形の文鎮で半紙の文鎮としては充分目的を果たせます。

硬筆と毛筆についてそれと事前に準備する道具についてのべてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただだきありがとうございました。

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良かったら読んで下さい。

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