習字できれいな文字を書くために、練習は大切ですが道具を選ぶことは一番大切なことです。
習字道具の中でも、筆とともに大切な道具が下敷きです。
この記事では使いやすい書道用下敷きの選び方を紹介します。
習字の下敷きの種類はフェルトとラシャの2種類!
下敷きは、素材や厚みそれにサイズを確認する事も大切です。
習字で使う下敷きの素材は、主に「フェルト製」と「ラシャ製」の2種類あります。
「フェルト製」の下敷きの素材は、羊やラクダなどの動物の毛を織ることなく、板状に圧縮して作られているために、織った生地と違って不織布のためにほつれることはありません。
柔らかく弾力性がありますが、水洗いできない事と薄いものはシワになりやすい事が特徴です。
フェルト製の圧縮の密度が高い時、しっかり固められている物は縮みはなく水洗いもできます。
「ラシャ製」の下敷きの素材は、たて糸をナイロン混紡とウールで織った織物です。
毛を織り交ぜて作られているので、伸び縮がしにくくシワになりにくい。
水洗いができる上に、折りたたんで収納できて耐久性に優れていますが、硬いという特徴があります。
長く使える下敷きは、素材はラシャのほうが縮みもなく長く使えます。
あかしや 下敷き 美濃判 樹脂ラシャ罫線入り Y-AE-01
習字下敷き税込み 605円
習字の下敷きは素材とサイズと厚みをチェック!
習字の下敷きは素材とともに、色々な広さのサイズがあります。
普段使う下敷きは、半紙よりやや広めのものが使いやすいでしょう。
広すぎても机の上で、場所を取りすぎてかえって書きにくくなります。
半紙より一回り広い物が、文字を書く時に書きやすいでしょう。
市販の下敷きの厚みは、1mmから3mmの物が一般的です。
薄くても折りジワが出来るので、1mmのものは避けて2mm~3mmの少し厚みのある物を選びましょう。
習字の下敷きは罫線のあるものが書きやすい!
文字を書く時に、罫線があると文字が書きやすくなります。
黒色や紺色の下敷きであれば、墨が下に染みても汚れが目立ちません。
それと、きれいな文字を書くためには罫線入りの下敷きを選びましょう。
半紙の上から罫線が透けて見えるので、全体のバランスが取りやすく整った文字が書きやすくなります。
習字下敷き 両面罫線入り(紺)
サ イ ズ(cm) | 27.5cm✕38cm |
厚さ(mm) | 2mm |
素 材 | フェルト製 |
呉竹 書道用下敷き 半切(黒)
税込価格 279円
素材にあすか毛氈(もうせん)を使っている呉竹の下敷きで、2mmでおりジワができにくく始めのうちは硬く感じますが、馴染んでくると使いやすくなります。
フェルト製は書きにくい、しかし、ラシャではうすすぎるという人におすすめ。
サ イ ズ(cm) | 27cm✕36cm |
厚さ(mm) | 2mm |
素 材 | アスカ毛氈 |
弘梅堂 書道用下敷き 美濃判(毛氈.黒)
サイズ(cm) | 28cm✕38cm |
厚さ(mm) | 2mm |
素材 | 高級フェルト製 |
呉竹 書道用下敷き 半切(黒)
税込価格 1100円
書き初めにも対応したおすすめの長いサイズ。
上質フェルト製で、シワになりにくく黒色で墨の汚れも気になりません。
半紙を使って書く時は、巻いて使います。罫線が入ってないために中級、上級者向けです。
サイズ(cm) | 45cm✕150cm |
厚 さ(mm) | 1mm |
素 材 | 上質フェルト製 |
あかしや 下敷規格判4マス.6マス入り
税込価格 630円
初心者用の罫線入りで、上質のフェルト製で程よい弾力があり、表は4文字裏は6文字用でも字数によって使い分けができます。
少し薄手ですが、折りジワができにくい事で好まれます。
サイズ(cm) | 26.4cm✕36cm |
厚さ(mm) | - |
素材 | 上質フェルト製 |
弘梅堂 書道用下敷き 樹脂ラシャ
税込価格 1280円
樹脂ラシャを使っているために、スエードのような高級感のある手触りで、厚さは1.5mmと薄手ですが、なめらかな書き心地、裏表両面に罫線が入っているためにバランスの良い字が書けます。
名前欄もあり、半紙を折る手間が省けます。
サイズ(cm) | 27.5cm✕38cm |
厚 さ(mm) | 1.5mm |
素 材 | 樹脂ラシャ |
まとめ
書道用下敷きを紹介しました。
習字の上達には練習は欠かせませんが、道具選びのなかでも下敷きは、作品に直接影響を与えます。
上達のために厚みや素材、半紙に合ったサイズをチェックして選んで下さい。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました
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