習字の半紙の書き方、書き出しはどこから書けばよいのでしょうか?
習字の文字は1文字でも4文字、5文字でも縦書きで書きます。
小学低学年ではひらがなで、高学年になると漢字で書きます。
文字の書き出しの位置は?文字の書き方と名前の書き方を紹介します。
習字で半紙に文字を書く位置はどこから書き始める?
1文字書く時は、半紙の真ん中に書きますが、3文字、4文字書く時は縦に2文字づつ書きます。
5文字書く時は、1行目に縦に3文字、2行目に2文字書きます。
半紙の左はしに名前を書く位置として縦3cmくらいの余白をとって、後の残りの余白全体を縦2等分します。
4文字の時は横も2等分します。
印の付いた下敷きを準備しておくと書きやすいでしょう。
下敷きはプリントした印のある物が書きやすいです。
半紙の左はしに名前を書く位置として、縦3cmくらいの余白をとって、後の残りの余白全体を縦2等分します。
4文字の時は横も2等分します。
下敷きにプリントした印がない時は、5文字、6文字書く時は、横を3等分して折り跡が残らないくらいに印をつけるとバランス良く書きやすいです。
習字で名前を半紙に書く位置は?
半紙の縦左端、3cm位を名前を書く余白として文字を書く前に確保しておきます。
毎月提出する課題は学年、級、名前の順に書きます。上と下の余白は5cmづつ開けて書くときれいに全体がきれいに仕上がります。
学校に提出する課題や宿題の時は名前だけ書く時は、半紙の真ん中より上から姓を書き、名前をその下かバランス良く書きます。
文字と文字を同じ間隔で開けるとバランスの良いきれいな見た目に仕上げることができます。
半紙はどちらが表半紙のザイズは?
習字をする上で知識として必要な事の一つに、半紙には裏と表があります。
見た目は裏も表も真っ白で、どちらが表か裏が判断しづらいと思いますが、手で触った感触がなめらかな方が表、ザラザラした方が裏です。
初心者や学校教育では表を使いますが、上級者はかすれた印象の渇筆を表現するために、あえて裏を使って個性を表現して文字を書くことがあります。
初心者は、にじみやすかったり、かすれてうまく書けなかったりするためにおすすめしません。
初心者は半紙の表を使って、楷書を正しくきれいに書く事を教えられます。
半紙のサイズは、横が24cm~26cm 縦が32cmから35cmです。
現在の書道で一般的な半紙のサイズは、昔使われていた和紙を半分に切った大きさから半紙と呼ばれるようになりました。
上達して上級者になると、墨がにじんだり、かすれたりして個性的な表現ができます。
半紙は機械漉きと手漉き和紙があります。
初心者が習字を書く時は、機械好きの半紙で充分きれいに整った文字を書くことができます。
上級者になると半紙の中でも、手漉き和紙と呼ばれる高価な和紙を使って、墨の潤った潤筆やかすれた渇筆(かすれ)を表現としてして書きます。
厚みのある半紙は、筆を軽く動かすことが難しいために、それと同時に(渇筆)かすれを表現しやすくなります。
書く文字によっても半紙を使い分けます!
習字の初心者のうちは潤筆(墨が潤う)や渇筆(かすれ)はほとんど、気にする必要はありませんので、正しくきれいに整った文字を書く練習をしましょう。
特別に半紙にこだわることはありませんが、上達して上級者になったら、かな書道をするか、漢字書道をするかで紙を判断します。
にじみにくい半紙はカナ書道に、にじみやすい半紙は漢字書道に向いています。
まとめ
習字の文字は1文字でも4文字、5文字でも縦書きで書きます
1文字書く時は、半紙の真ん中に書きます
3文字、4文字書く時は縦に2文字づつ書きます
5文字書く時は、1行目に縦に3文字、2行目に2文字書きます
下敷きはプリントした印のある物が書きやすい
半紙の左はしに縦3cmくらいの名前の余白を残し後の残りの余白全体を縦2等分して書きます
半紙のサイズは横が24cm~26cm 縦が32cmから35cm
昔使われていた和紙を半分に切った大きさから半紙と呼ばれる
にじみにくい半紙はカナ書道に、にじみやすい半紙は漢字書道に向いています
是非参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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