きれいな文字を書けると周囲に好印象を与えます。
手書きの文字にはその人ならではの良さが現れます。
ボールペンできれいな文字を書きたい、そんな願いを叶えたい人のためにボールペン字やペン字を独学でも学べる方法を紹介します。
ボールペン字は独学するなら正しいお手本で!
2010年頃からの美文字ブーム以降、ペン字の練習帳は書店で販売されていますが、書店のペン字やボールペン字のお手本が必ず美しいかというと、お手本を執筆された先生の文字にも、それぞれの個性があります。
お手本を選ぶ際は、自分のイメージする好みの文字のお手本をえらびましょう。
上手くなるだけなら、お手本になるテキストは必ず書店とネットだけに限らず、店舗にもよりますが、100円ショップでも販売されている事もあります。
それとネット上にある無料のペン字サイトからダウンロードして練習することも出来ます。
現在はネット上に、動画配信サービスで基礎的なペンの持ち方から詳しく説明されている無料のサイトもありますのでそういうサイトを利用する方法もあります。
選択肢はいろいありますので自分の現在の状況を考えながら一番長続きする方法を選んでください。
ボールペン字は独学で学べます!
独学は、ペン習字教室に通えない人でも安く、自分のペースで出来ます。書店でもいろいろな「ペン習字」の本が数多く販売されています。
独学でペン字を学ぶ際に必要なことは、何回も繰り返し練習することです。
毎月、数多くの文字ではなくても、ペン字、ボールペン字共にわずか3行書きで、毎月お手本を参考にしてその文字の形を見ながら繰り返し練習するだけで上達します。
書道会の会員になって、毎月の競書の課題を自宅でお手本を見ながら練習して毎月出品して継続していくと言う方法もあります。
新級からスタートして、8級から毎月進級出来て1年と6ヶ月で9段まで取得することも出来ます。
継続はちからです。
一朝一夕にして段位取得は出来ませんが、毎月練習しながら競書を出品して進級することも出来ます。
このようなお手本(三行書き)を元に練習することでボールペン字も、ペン字を上達して進級、昇段していきます。
ボールペン字の独学のメリット!
独学のメリットは費用が安いため、学ぶ時のハードルがかなり低く始めやすいことです。
教室に通うように時間の予定や計画を立てることなく、自分の空いた時間を上手く活用出来ることです。それに好きな場所で気兼ねなく出来ることです。
ペン字の資格が欲しいと言うのでなければ、教室に通う事なく独学から気軽に初められます。
ボールペン字の独学のデメリット!
独学での練習は常に孤独で周りにお互いに励ませる仲間がいないことです。その分煩わしさはないですが、目標を立てないと継続が難しくなります。
具体的にその日に学ぶを事を決めて、宛名を練習するとか手紙文の書き方を練習するなど、具体的な目標を立てたほうが継続のためには必要です。
ボールペン字は独学するなら毎月の競書の課題提出を!
書道会の競書誌を購入して自分で練習して毎月課題を提出する方法が長く継続出来るでしょう。
資格取得もできますのでモチベーションもあがります。
継続は力なり、独学で充分進級出来ます。
証明になる資格を取得したい時は、書道会に申し込んで、硬筆のお手本の競書の課題を毎月出品して資格の取得が出来ます。
独学でも継続できれば、添削無しですが毎月進級して、1年6ヶ月で挫折する事なく順調に進級昇段します。
ボールペン字は独学でも上達します!
書道会のお手本をしっかりと見て、お手本に忠実に練習していけば添削無しでも独学で充分進級昇段できます。
練習の時間はそれぞれに時間確保して練習されることをおすすめします。
深夜のほうが練習に集中出来ます。
ボールペン字は独学で練習する時の注意点!
練習用紙にまず書き始める前に、中心がわかるように線を引く事が出来ません。
そのために、用紙の上の方と下に微かに折れ線(しるし)をつけておくと、中心がずれることなくきれいに書けます。
ペン字は万年筆ではなくてつけペンを使用してもきれいなペン字が書けます。
ペン先は書店の文具コーナーにありますので、筆圧を加えてみて、少し弾力性のあるものを準備します。
購入する前に自分で手にとって試し書きしてみて書きやすいペンを購入して下さい。
ボールペンは1mmのものが一番お手本に忠実に再現できます。
0.7mmでは細すぎますし、1.5mmでは太すぎます。
1.5mmのボールペンはA4やB5などの大きな封筒の住所などを書く時はきれいに書けます。
しかし便箋やそれ以下の小さな用紙に書く時は1mmのボールペンが一番きれいな仕上がりになります。
何気なく始めても長続きしなければ、上達する前に挫折してしまいます。
お手本に忠実に集中して練習しながら継続していけば必ず進級していきます。
ボールペン字は独学で練習する時の下敷きは!
硬筆専用の下敷きがありますが、その専用の下敷きがない時は新聞紙を二つ折りにして、それをまた二つ折りにすると下敷きになります。
つけペンやボールペン字の練習や毎月の競書の清書をする時には、その下敷きが程よいクッションになり仕上がりがきれいにできます。
是非試してみて下さい。
書道会の毎月の競書は添削はありませんが、添削をされなくても自分でお手本に忠実に練習していけば、特に独学でのデメリットはないと思います。
その都度その都度、毎月添削をが必要であれば、進級の可能性も低いし時間だけがかかると思います。
毛筆であれば指導者(先生)は必要ですが、ペンやボールペン字の上達に指導者はなくても真剣に集中して練習すれば、独学でも充分進級していきます。
ただ目標もなくお手本で漠然と練習するだけではなく、毎月の競書に出品することで進級していくとモチベーションも上がります。
是非挑戦してみて下さい。
自分の目で確かめて好みの書風のお手本を参考に練習して下さい。
必ず進級することは間違いありません。
この記事がペン字を今から練習される方のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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